平成29年2月15日(水) 13:00~15:10
東大寺総合文化センター 金鐘ホールにて約350名の参加者のもと第31回奈良県民大会を開催いたしました。
式典では、下記の通り大会決議を決議いたしました。
本日、我々は、歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島からなる北方四島の早期返還をめざすため、第31回目の北方領土返還要求運動奈良県民大会を開催した。
北方四島は、歴史的にも、国際法上からもわが国固有の領土であり、これらの早期返還の実現は、日本国民にとって長年の悲願である。
これまで我々は県民世論に支えられながら、30年以上にわたり北方四島の返還要求運動を展開してきたが、戦後71年を経た今日もなお、ロシアによる不法占拠の状態が続いていることは誠に残念である。
安倍首相及びプーチン大統領は、昨年12月、山口県長門市及び東京で行われた交渉において、北方四島における日本とロシアによる共同経済活動に関する交渉を進めることに合意し、平和条約問題を解決する決意を表明したが、依然北方領土の返還には至っていない。
北方領土問題は日露間に残された最大の懸案事項という認識のもと、政府はこの問題の解決を次の世代に先送りすることなく、強い意思をもって交渉を続ける必要がある。
我々も、北方領土の一日も早い返還実現のため、長年にわたり啓発活動や世論高揚のための運動を推進してきたが、改めて、北方領土返還への県民の声を一層結集させ、今後もねばり強く運動を推進していくことをここに決議する。
平成29年2月15日
北方領土返還要求運動奈良県民会議
また、
中学生作文コンクール 特別賞を受賞した作品の朗読
ビザなし交流参加していただいた県立青翔中学 教諭の報告をしていただきました。
また基調講演として、作家 竹田 恒泰 氏をお招きし「ロシアよ!領土を還したまえ!」と題し、講演を行いました。