令和6年2月8日(木)
奈良県コンベンションセンター(天平ホール)にて、第38回奈良県民大会を開催しました。
4年ぶりに一般参加者を募集しての開催となり、約270名の方々にご参加いただきました。

受付前には、北方領土問題の内容を伝えるパネルを設置し、参加者への啓発を行いました。また、併せて、「私たちの北方領土」ポスターコンクールおよび「北方領土と私たち」作文コンクールの受賞作品を展示しました。

式典では、当県民会議の田中会長の挨拶から始まり、来賓等の挨拶の後、大会決議が採択されました。

 

式典後、「私たちの北方領土」ポスターコンクールおよび「北方領土と私たち」作文コンクールの表彰式を執り行いました。各コンクールの受賞者に、賞状が授与されました。

【ポスターコンクール表彰式】

【作文コンクール表彰式】

さらに、作文コンクール表彰式では、最優秀特別賞(奈良県知事賞)を受賞された稲田捺巳さん(奈良市立都南中学校2年)に、受賞作文の朗読をしていただきました。

 

休憩後には、受賞者への副賞として授与された「青少年等現地視察研修」の様子をまとめた映像を上映し、研修の成果を報告しました。

 

プログラムの最後には、ロシアの軍事研究の専門家で、TV等でもご活躍の小泉悠氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授/軍事アナリスト)により、「ウクライナ情勢と北方領土の今後について」と題してご講演いただきました。

当県民会議では、本大会の実施により、北方領土が我が国固有の領土であることを再認識し、一日も早い返還実現のため、粘り強く運動を推進していく決意を固めました。